タクシードライバーとして活躍する若者の増加
転職してタクシードライバーになるイメージが強い仕事ですが、近年、大学や専門学校を卒業後、初めての仕事としてタクシー乗務員を選択する若者が増えています。私たちが働いている宮園自動車では2017年より新卒タクシードライバーの採用を開始し、障がいがあっても給料などの雇用条件は全く同じで働くことができます。新卒身障タクシードライバーの第1号の誕生をお待ちしています。
社会貢献できる仕事だから ···
“あたりまえ”の社会貢献
タクシーと電車やバスの違いは、呼べば自宅前まで迎えに行けるところです。例えば高齢の方が病院に通院するときに、駅やバス停までの移動は大きな負担となりますが、タクシーならば玄関を出たところから乗ることができます。移動に制約を受ける人にとって、タクシーは生活に密着した掛け替えのない移動手段であり、乗務員がそれを支えているのです。
2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災のあの日、東京の交通網も麻痺しました。電車やバスが運休する中で、公共交通機関で唯一タクシーだけが輸送を継続しました。被災地へのヒトや援助物資の輸送にもタクシーが活躍しました。
感謝される喜び
昔のタクシーと今のタクシーの最も大きな違いは、ただ人を運ぶだけの仕事から、お客様毎に異なる要望に合わせて柔軟におもてなしする仕事に変ったことにあります。ドライバーが直接おもてなしするタクシーでは、お客様から感謝されるシーンもたくさんあり、ありがとうの笑顔は、仕事をする上で掛け替えのないやりがいです。
将来自動運転が実現したとしても、乗降の際にお手伝いが必要となる方が増えるのは明確で、ヒトがヒトをおもてなしするタクシーの活躍する場がなくなることは考えられません。
プライベートとの両立が可能な仕事だから ···
「明け番」と「公休」の活用
隔日勤務では1回の勤務時間の上限は21時間、これで2日分を働いたことになります。2日間=48時間のうち、少なくとも27時間が拘束されない「明け番」といわれる時間です。21時間の内3時間の休息=仮眠はありますが、次の勤務にそなえ睡眠時間も必要でしょうが、27時間寝るのは無理です。十分な睡眠をとった残りは完全なフリータイムです。
2日に1度あるこの時間を趣味や勉強の時間に上手に使って仕事とプライベートを両立でき、盛んなクラブ活動で仲間とコミュニケーションを図ることも出来ます。
「公休」は5日毎
2回出勤(勤務+明け番~勤務+明け番)すると、次の日は完全な休みです。4日目の「明け番」と5日目の「公休」を合わせた2連休は、必ず土日とはなりませんが、平日の連休をプライベートに生かせるということです。有給休暇と組み合わせれば4連休以上もつくれるので、長期休暇も取得できます。
プライベートを最優先することもできる
月の規定労働日数は22日(11乗務)ですが、スポーツ競技活動などプライベートを優先とするなら、月に8日(4乗務)まで減らすことができます。仕事を覚えてからは勤務日数を調整して、収入を得ながら自分のライフワークを継続できます。
収入も悪くないから ···
障害による給料格差はない
お客様を快適に目的地にお送りするタクシーの仕事に、年齢や障がいの有無は関係ありません。但し格差が無いとは差別がない代わりに優遇もありません。全て同じ条件でできるから面白いと私たちは考えています。
東京なら稼げる
他の営業職と同様に「営業成果」により給料が変動するので、タクシーを利用される方が多い東京は高収入を狙えます。好環境の中で、さぼれば給料は下がり、がんばれば比例して収入も上がります。やる気と能力次第では、1年目から月収50万円を超える例もあります。
若者にはジョブチェンジも考えてもらいたい
運行管理者から始まるジョブチェンジ
乗務員の出番管理・健康管理、教育、配車業務、事故対応など、運行に関わるあらゆる業務を行う運行管理者は、タクシー安全運行の要といえます。運行管理者となるには国家試験に合格して資格取得も必要ですが、何よりタクシー運行に精通していなくてはなりません。つまり、乗務員として身に付けたスキルが生かせる職種です。
乗務員から運行管理者、そして総務・業務・営業・人事・教育・採用へとジョブチェンジした例が多数あります。営業所長や役員として会社経営に携わる人まで、様々な実績があります。
個人タクシーとして事業主となる道もある
個人タクシーは、タクシードライバーとしての一つの頂点です。開業するには法人タクシーで経験を積み、試験に合格しなくてはなりません。開業資金の準備も必要ですが、最終到達点として目標にする事もできます。
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