ピンクのUDタクシーマーク

ピンクのUDマークを付けたJPNタクシー

私達の営業所のJPN比は2/3を超えているので、駐車場はJPNで埋め尽くされています。

そこに、見慣れないピンクのUDマークが貼られたJPNが数台ありますが、それは、発売当初の200kgから300kg対応スロープに装備を変更された、新しいJPN TAXIです。

「なぜピンク(桃色)なの?」
「青」はUDタクシー認定を受けていないスロープ付き一般車両や、バリアフリー対応型乗合タクシーに使われているので、仕方なく選ばれたのかな?

あまり好ましい色とは思えませんが、今のところ街で見かけたらレアなハッピータクシーです。

白ナンバーの輸送って、結局こうなるってこと!

信号無視・逆走・一時停止不停止 何でもアリ! 首都高だってタダ乗りだぜ!
飲食宅配自転車の危険運転、何とかなりませんかねぇ!

「自転車は軽車両」であると再確認されて以来、自転車が車道を走るのは仕方ないとしても、それ以外のルールは全く無視する手前都合の自転車が後を絶ちません。

一部の安全運転している配達員さんには申し訳ありませんが、あえて名指しすると「Uber eats」と書かれたリュクを背負った自転車は、その中でも目に余るものがあります。
自転車が立ち入ることのできない首都高を走行、スマホを見ながら、歩道を猛スピードで、中央車線(第二通行帯)を、自動車と一緒に右折、一時停止無視、歩行者と接触してそのまま逃走・・・
あげればきりがありませんね。

彼らの仕事は荷物を預かり輸送しているのだから、緑ナンバーのトラックが行う貨物輸送の仕事と同列ですが、使う車両が自転車だと規制が緩むということで、警察はウーバーイーツの日本法人に対し「交通ルールの遵守を配達員に徹底」するよう要請したようですが、効果の程は予想が付きます。
宅急便もリヤカーを引いて自転車宅配をしていますが、さすがに母体がヤマト運輸という貨物輸送事業者ですから、同じ白ナンバー自転車でもウーバーとは別物、安全教育が行われ浸透しています。

宅配してくれることで便利にはなりましたが、その代償としてこのありさま、ですから白ナンバーによるライドシェアも、解禁したらどうなるかはここからも明らかじゃないですか・・・。

世間から見れば我々タクシーの運転も、総じて褒められたものではないかもしれませんが、私たちは二種免許の誇りにかけて安全運転に努めます。
身障者が運転するタクシーが人身事故を起こし、障害を負う被害者を生むことがあってはならないからです。

区域外営業の柔軟化?

タクシーには営業できる区域が決められていて、私たちの営業所は杉並区にあるので「東京特別区・武三地区」が営業区域となっています。
つまり、東京23区と武蔵野市三鷹市のいずれかに少なくとも発着点のどちらか1つがないと、区域外営業となり処罰の対象です。

この決まりは、お客様の多い地域にタクシーを集中させずに、人口減少や少子高齢化が進む地域にもタクシーサービスを維持・確保するための規制だと思っています。
働く側からは、東京を拠点に営業したければ東京のタクシー会社に就職すればよいし、地域の皆さんのためなどその他の理由を優先するなら、その地域に所在するタクシー会社で働く選択もあります。

これを前提になんですが・・・、
先日、規制改革推進会議が会合を開いて「タクシーの利便性向上」として安倍首相に次のような答申を示したということです。

具体的実施項目として、ちょっと長いですが書きます。
「地域の交通手段を持続的に確保するため、国交省は、事業者の営業区域外運送の柔軟化に取り組む等、より多くの利用者が利便性の高いタクシーサービスを享受できる環境整備に向けた施策を推進するとともに、公共交通の供給が困難な地域において行う交通事業者が協力する自家用有償旅客運送制度について、その実効性を高めるため、導入を希望する地域において関係者間の協議が円滑に進むよう環境整備を図ること等を通じ、着実に制度を運用すること」を提示したようです。

20年度中に検討を進め、結論を得て措置することを定めたそうですが、いかがなもんでしょう?
本当にこれが上手くいくと思っているんですかねぇ?

たまたま地域外までの利用があったタクシーが、そこで引き続き営業するならまだ分かりますが、わざわざ数10キロを回送して燃料の無駄遣いしても、それは無視ですか?
じゃあ、そのような回送はダメよ! としても、自分の行きたい地域があれば、何らかの手段で突破するのは容易いことですからね。

過去には、新規参入の規制緩和で需要に対するタクシー台数が多くなりすぎ、タクシー業界は危機を経験しています。
再びそんなことにならないことを、タクシー業界に身を置く者として強く願います。
ズタズタにしておいて、知らん顔はなしですからね、規制改革推進会議さん。

障害者割引本人確認が簡素化されています。

タクシー運賃が、障害者手帳の提示で1割引きになるのは、ご存知かと思います。

ところが、何故か健常者が福祉タクシー券で運賃を支払い、そのうえ割引までも要求することがあり、手帳の写真による本人確認は、これを防ぐのが本来の目的です。
しかし、本人確認に必要ない個人情報まで見えてしまうので、抵抗のある方もいらっしゃるし、なかには「俺の姿を見れば障害者だってわかるだろう!」ってなお客様もいたりします。
そのような場合、手帳の提示がなくても割引ボタンをポチッているのが実情、外見と認定は必ずしも一緒じゃないけど、仕方ないです。
ミライロid
タクシードライバーは、割引するのが嫌で手帳の提示を求めているのではありません。
割引分は会社が補填するので自分の売上額は変わらないのだから、嫌がる理由はありません。
外見から分からない障害もあるので、あくまでも不正利用防止が目的なのです。

過去には、支払いが終わってから障割ボタンをポチッて、差額を着服した不届きな乗務員がいた話を聞いたことがありますが、車内カメラが一部始終を見ているし、これって横領罪だからお縄になったり、正当な解雇理由になるので、職を失ってまでやることではありません。

ところで便利なツールがあります。
スマホアプリの「ミライロid」は、障害者手帳の情報を取り込むことで、画面提示で本人確認が終わります。
手軽に提示できるので、積極的に活用いただきたい新しい技術です。

LInk:ミライロid

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ご無沙汰しております。
宮園身障二種免協会のSite managerです。

長らく不具合を起してた当サイトですが、本日新サーバーにDNS変更による移転を完了し、同時にドメイン認証(DV)ではありますが(企業登記されないから当然ですね)、念願のhttps化を実現しました。

けれども、
「メールフォームからメッセージをいただいた場合に、新サーバーにちゃんと届くのか?」
などなど、初めての移転作業で心配事も多いのですが、上手くいっていることを信じたいと思います。

なお、会員サイトについては、サブドメインを取得して新たに立ち上げることにしたので、メンバーのかたはしばらくお待ちください。

今後とも、宮園身障二種免協会をよろしくお願いいたします。

東筋協さん期待に応えられずすいません

先日、東筋協(一般社団法人 東京進行性筋萎縮症協会 )の方から、JPN TAXIの展示のお問い合わせをいただきました。

イベントでの展示説明のご依頼でしたが、ご希望の10月13日はどうしても都合がつかず、お断りの連絡をせざるを得なく、大変申し訳なくまた残念に思います。
1日でもズレてくれると良かったのですが…、お詫びの気持ちで、ホームページのリンクを張らせていただきました。

また機会がありましたら、ぜひお声がけください。

 

消費税率改定でタクシー運賃はどうなる?

 タクシー運賃を会社が勝手に決めることができず、認可を受けなくてはなりません。ですから、「〇〇セール!全品〇〇パーセントOFF!」のような、値引きは法令違反で許されず、どのタクシーに乗っても原則として地域ごとに運賃は同じとなっています。
その運賃の決め方ですが、上限・下限が定められた公定幅運賃の中から、タクシー会社ごとに届け出をして認可を受けます。

令和元年10月1日に実施される消費税率10%への変更に伴い、8月30日に吉田晶子運輸局長名で「一般乗用旅客自動車運送事業の公定幅運賃の範囲の指定について」の一部改正についてが公示されました。

一般的なタクシーである中型車(特別区・武三交通圏)は

    
  距離運賃制 時間距離併用制
初乗り運賃1,052m 加算運賃
A(上限運賃) 420円 233m 80円 1分25秒 80円
B運賃 410円 239m 80円 1分30秒 80円
C運賃 400円 245m 80円 1分30秒 80円
下限運賃 390円 251m 80円 1分30秒 80円

となっています。

安けりゃ安い方が良いのは当たり前ですが、私たちの給料に直結する問題でもあり、通常はどの会社もA上限運賃を選択して届け出ると思われます。(消費税2%アップ分ですから、給料が上がるわけじゃないですね)

ですから10月1日以降は、
初乗り:420円/1,052m(現行:410円1,052m)
加算:80円/233m(現行:80円/ /237m )

となることが想定できます。

ペーパーレス福祉券

自治体から福祉タクシー券の交付を受けている障害者は、タクシー運賃の決済に充当できます。
紙製の綴りを必要な額だけ切り離して使いますが、自治体によって額面も違えば色やデザインも違う、使用期限や使えるタクシー会社にも決まりがあり、運賃清算にはそれなりの時間がかかります。
我々タクシードライバーとしても、納金時には一枚いちまいの福祉券にタクシー会社名や車番、担当乗務員名などを記入しないと換金できず、労力が必要です。
使用期限を過ぎた福祉券をうっかりと受け取ってしまえば、それはただの紙切れとなり、同額を自己負担する必要も出てきます。

交通系IC(スイカ・パスモ)決済や、QRコード決済なども導入が進められる時代に、何とも古臭い手順を踏んでいるのが現状です。

昨日聞いた話では、やっと福祉(タクシー)券のペーパーレス化の検討が始まったということで、利便性の高いシステムができると良いですね。

ジャパタクのドアの閉まる速度が変わってます

ジャパンタクシー スライドドアスイッチの写真
ジャパンタクシー スライドドアスイッチ

コンフォート系の自動ドアは、レバーを操作する人の力が動力でしたが、JPN TAXIには電動スライドドアが採用されています。
発売当初からいろいろな問題を指摘されてきたジャパタクですが、その一つにスライドドアの閉まるスピードがありました。

タクシードライバーからすると、ドアが完全に閉まり切るのを待っていると「早く行け!」と怒鳴られ、閉まる前に動き出せば「ドアが開いたまま走って怖い!」と怒られ、車内の空気を読んで柔軟に対応するしかない、困った部分です。
「もう少し早くドアが動いてくれたら…」良いのですが、発売から1年が過ぎ、早くもマイナーチェンジを終えた新型は仕様が変わっていました。

電動スライドドアは、通常ボタン操作をしてから0.5秒後に動き出す設計で、これは肘が当たったなどドライバーの誤操作ではなく、意図して閉じる操作をしていることを確認するのに要する時間です。
新型では、この判断時間をカットして時間短縮しているので、即座に締まり始めます。
誤ってボタンに触れてしまう誤操作や、気が焦ってフライングすれば、お客様にドアが衝突してしまい大問題、クレーム苦情は避けられないでしょうから、しっかりと後ろを振り返り、 お客様の身体が完全に車内にあることを目視確認してからボタンを操作することがより重要になりました。

もう一つ、ドアは一定のスピードで動いているのではなく、閉じきる直前にスピードが極端に遅くなって、挟み込み事故を防止するようになっていますが、この減速を止めて0.5秒を短縮しています。

0.5秒+0.5秒で1秒の短縮、プロ仕様の電動スライドドアが搭載され、スロープも改良された新型ジャパンタクシーの納車が始まりました。
納車済みの車両も、コンピュータの設定でプロ仕様に変更されます。
トヨタ自動車さんとしても、安全面を考えた設定を無にするには難しい判断があったと思いますが、使用する我々は苦渋の決断を理解しつつ、営業車であるタクシーだけのスライドドアを使いこなす必要があります。(自家用車にも同じ改造ができないかといえば、応じられないことは言うまでもないでしょう)

それにしても、 国内のタクシーがすべて JPN TAXI になったとしても20万台そこそこの市場規模で、トヨタ自動車さんは良く対応していただけていると感謝します。
過去には、昭和53年排ガス規制で身障者用にタクシー改造が出来なくなった時、専用車を特別に作っていただいたこともあり、儲けを度外視してでも対応いただいているところが素晴らしいです。

どうしたら良いの?ジャパンタクシーのドア問題

お客様が乗車されて、電動スライドドアが完全に閉まり切るのを待っていると「早く行け!」と怒鳴られ、閉まる前に動き出せば「ドアが開いたまま走って怖い!」と怒られる、タクシー乗務員の立場の弱さを感じずにはいられない場面です。
そんな時に状況説明したつもりが、口ごたえにでも取られればタクセン送りもなりかねません。

どうせならバスに付いているアクセルインターロックを付ければ、「ドアが閉まり切るまで、アクセルを踏めない装置が付いています」と説明できるので、理解を得やすいとも思えてきます。

  • ワンマン運行する11人乗り以上のバスには、扉が閉じてからでないとアクセルを踏み込めない装置:アクセルインターロックの装着が義務付けられています。

観光バスなどトップドア車に例外はありますが、後扉・中扉のある路線バスや、運転席より後ろに扉があるマイクロバスにはこの装置が付いています。
制約されて使い勝手は悪くなりますが、お客様とトラブルになるよりはマシかもしれません。

高齢運転者による事故が取り沙汰されて、自動ブレーキや急発進抑制装置などの制度化も進められていますが、既存の装置を付けるだけのタクシーのインターロックは検討されることはないでしょうネ。