自治体から福祉タクシー券の交付を受けている障害者は、タクシー運賃の決済に充当できます。
紙製の綴りを必要な額だけ切り離して使いますが、自治体によって額面も違えば色やデザインも違う、使用期限や使えるタクシー会社にも決まりがあり、運賃清算にはそれなりの時間がかかります。
我々タクシードライバーとしても、納金時には一枚いちまいの福祉券にタクシー会社名や車番、担当乗務員名などを記入しないと換金できず、労力が必要です。
使用期限を過ぎた福祉券をうっかりと受け取ってしまえば、それはただの紙切れとなり、同額を自己負担する必要も出てきます。
交通系IC(スイカ・パスモ)決済や、QRコード決済なども導入が進められる時代に、何とも古臭い手順を踏んでいるのが現状です。
昨日聞いた話では、やっと福祉(タクシー)券のペーパーレス化の検討が始まったということで、利便性の高いシステムができると良いですね。
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