どうしたら良いの?ジャパンタクシーのドア問題

お客様が乗車されて、電動スライドドアが完全に閉まり切るのを待っていると「早く行け!」と怒鳴られ、閉まる前に動き出せば「ドアが開いたまま走って怖い!」と怒られる、タクシー乗務員の立場の弱さを感じずにはいられない場面です。
そんな時に状況説明したつもりが、口ごたえにでも取られればタクセン送りもなりかねません。

どうせならバスに付いているアクセルインターロックを付ければ、「ドアが閉まり切るまで、アクセルを踏めない装置が付いています」と説明できるので、理解を得やすいとも思えてきます。

  • ワンマン運行する11人乗り以上のバスには、扉が閉じてからでないとアクセルを踏み込めない装置:アクセルインターロックの装着が義務付けられています。

観光バスなどトップドア車に例外はありますが、後扉・中扉のある路線バスや、運転席より後ろに扉があるマイクロバスにはこの装置が付いています。
制約されて使い勝手は悪くなりますが、お客様とトラブルになるよりはマシかもしれません。

高齢運転者による事故が取り沙汰されて、自動ブレーキや急発進抑制装置などの制度化も進められていますが、既存の装置を付けるだけのタクシーのインターロックは検討されることはないでしょうネ。

JPN-TAXI
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