凄いバスに遭遇!

燃料電池バスの写真 未分類

今朝、甲州街道(国道20号)を走っていると、目新しいバスに遭遇しました。
2台が連なり回送表示で都心方向に向かっていましたが、東京都交通局のFUEL CELL BUS 燃料電池バスです。

水素(H2)と酸素(O2)の化学反応で発電した電気エネルギーを動力とするので、化石燃料を燃やして発生する二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)を一切排出しない、出てくるのは水(H2O)だけの究極のエコカーといわれていますね。

後輪の後ろ、マッドガードの辺りから、エアコンのそれとは明らかに違う大量の水が排出されていたのは、大きな車体を動かすためのフル発電だったのでしょうか?
スピードを出したときに、後ろを走る車に浴びせかけないのかな?
走りながらウィンドウォッシャー液をまき散らされて、「さっき洗車したばかりなのに何しやがる!」なんて時がありますからね。

交通局のホームページによる、平成29年3月21日(火)から都05系統 東京駅丸の内南口~東京ビッグサイトで運行されるバスの増車でしょうか。
サイドに「(品川)」の文字が入っていたので、品川自動車営業所の所属です。

乗ってみたい!運転してみたい! きっと運転士の中で生え抜きの人が抜擢されるんでしょうね。
値段は公表されていませんが、1台当たり億は下らないでしょうから・・・。

追記
トヨタのSORAというFCバスで、お値段はやはり1億円だという話。東京を中心に2020までに100台導入目標だそうですが、東京オリパラ延期で延びそうですね。
100台が走るためには、水素ガスステーションが必要ですから、車両費100億に燃料インフラの整備費を加えると、すごい事業です。