検索順位1位のキーワード

宮園身障二種免協会のウェブサイトを立ち上げたのが2016年9月、以来約2年8ヶ月が経過しました。
これまでに多くの方が当サイトを訪れ、身障者が健常者とまったく変わらない条件で働けるタクシードライバーの仕事があることを知っていただくことが出来ました。
そして、「一緒に働く仲間を増やしたい」という私たちの願いも、わずかですが応募フォームを経由して実を結んだ例も現実のものとなっています。

ところで最近は、GoogleやYahooなど検索エンジンを経由して当サイトにたどり着いた方が、日ごとに変動があるのは当然としても10名前後いらっしゃるのには驚いています。
この結果は、「宮園身障二種免協会」をキーワードとしているのではなく、何か他のワードでも比較的上位に当サイトが表示されているのでは? と調べてみました。

すると、GoogleとYahooで「障害者 乗務員」と検索すると、な、なんと!「トップ」に私たちのページが表示されるではないですか!
「障害者 乗務員」→1位(就職の励みとなれば…
「障がい者 乗務員」→2位(協会情報
「障害者 ドライバー」→14位(働く仲間の情報誌「QCサークル」より
あたりが目立ちますが、「障害者」と「障がい者」で結果が変わるのは、いまいち合点がいきません。

その他、宮園自動車がengageに掲載している「身障タクシードライバーの宮園身障二種免協会」が「障害者 ドライバー」の検索ワードで1ページ目に表示されるなど、順位がかなり上がっていることに驚きました。

「障害者 タクシー」としてしまうと検索順位は底まで下がって100位にも表示されませんが、 とにかく多くの方に知っていただき、私たちの発信している情報が役立つことをうれしく思います。
これからも、タクシードライバーの仕事と一緒で、コツコツとやっていきます。



今年は「鶏飯」で決まりですかネ?

定期総会の時期が近づいてきました。

議案には5月の旅行先の検討があがっていますが、(1)奄美大島と(2)行先未定のバス旅行の2つが候補ということです。

個人的に魅力的なのは、やっぱり鹿児島県「奄美」です。
イメージは、温暖な気候にコバルトブルーの梅、黒糖焼酎、マガキガイ、大島つむぎ、ハブ、マングローブ、そしてやっぱり鶏飯かな!

奄美の宴会って、
ビールで乾杯~トビンニャ(マガキガイ:海底を爪を使ってピョンピョン跳ねる巻貝)が出されると、食べ始めたら止まらない!
ビールから黒糖焼酎に切り代わるころには、早すぎる「おむすび」が登場、これから「ゆっくり飲むぞ!」の意味らしい!?
〆は鶏飯で決まり、こんなイメージですね?
(さっき〆のおむすびが出ているので、いつまで待っても無駄だけど…)

一泊二日じゃもったいない気もしますが、どちらが選ばれるのか、楽しみですね。

でも、奄美でもバス旅行でも、どちらに決まっても外せない仕事がかぶっていて、自分は行かれないのが残念!

同じJPNでも新鮮に映ります

メタリック茶色塗装のJPN TAXI 和の写真
(念のため社名とナンバー消しておきます)

先週のことですが、伊東港(静岡県東伊豆)の駐車場にJPN TAXIを発見!

しかしいつも見慣れたあれとはちょっと違う、きれいな茶色のメタリック塗装の和(なごみ)!
乗務員さんと話してみたかったのですが、残念ながら不在でした。

なかなか良いじゃない (^^♪

本年もお世話になりました。

宮園自動車は本日が仕事納めです。
今年も宮園身障二種免協会のウェブサイトからご応募いただき、新たな仲間を迎えることが出来ました。
ハンディキャップがあってもタクシードライバーとして活躍できる自信を胸に、来年も活動を続けてまいります。

協会としての活動は、新年を迎え交通安全祈願祭からスタートします。
皆さん元気にお目にかかれることを楽しみにしています。

良い年をお迎えください。

ジャパタク・フォローアップ研修

ジャパンタクシーの車いす乗車拒否問題。テレビでもネットでも取り上げられ、あえてここではあえて言いませんが、タクシー関係者ならもっともな、その根幹にある課題は置き去りにして問題視されています。
東京オリンピック・パラリンピックで海外から大勢のお客様を迎えるにあたり、車いすユーザーにも世界一の東京のタクシーを快適にご利用いただく目標達成には、この車をで営業するタクシー乗務員の「心のバリアフリー」と「介助技術」に頼るところが多いことは明らかですが、2020年はもう目の前ですから解決を急がなくてはなりません。

スロープ設置の確認をしている写真
ジャパタク・フォローアップ研修

先週12月4日、6日に、ジャパタク・車いす乗車フォローアップ研修が行われたので、参加してきました。
6日は8名の参加者が集まり乗車手順の確認が行われましたが、忘れてしまっていた部分もあり、このような機会があれば継続して参加する必要性を思い知らされました。

今回のメンバーのタクシーなら、乗車地降車地に安全な作業スペースが確保できること、多少時間がかかってもお待ちいただけることの2つの条件をのんでいただければ、車いす乗車を拒否することはないでしょう。

と同時に、先ほど根幹に課題があるとした問題が解決すれば、乗車拒否問題は解決に向け加速するはずなのですがね。
この課題には卵と鶏のような側面があるのですが…。

2019年4月にJPN TAXIスロープ改善

ジャパンタクシーによる車いすユーザー乗車拒否問題はひとまず置いておいて、スロープ設置に時間がかかる問題も各所で話題に上ります。

また、スライドドアの動作に時間がかかり、ドアが閉まりきる前に発進して「怖い」とクレームを受けたり、反対に締まるのを待っていると「早く発進しろ」と怒られたり、こちらも難しい対応に迫られます。

これらへの対応がされるという具体的情報は得ていたものの公表してよいものかわからずいましたが、2018年11月22日の朝日新聞に「トヨタJPNタクシー、車いすに優しく 五輪へカイゼン」と記事があったので、ブログでも取り扱ってみます。

2段階の改良

スロープの問題について、トヨタ自動車さんには単に「スロープ設置に時間がかかる」というのではなく、具体的に「2分割のスロープの1枚目を長くすればNo.2のスロープを準備しないで乗車できる場面が増える」とお願いをしてきましたが、スロープ延長で対応いただけることが決まりました。
設置時には横幅がもっと増えてしまう問題はありますが、割り切りは必要だと考えています。
地域によっては「改善になってない(いや改悪だ)、という意見も出るかもしれませんが、全ての希望を取り入れるのは小さなタクシー車両では不可能だと思っています。

なおスロープの改良については2段階あります。
来年4月から納車されるものは、車両との接続方法もかわるので現行のスロープと互換性がありません。
既に納車済みのジャパンタクシーが約8,000両あり、こちらはいわゆる神奈川トヨタ方式を標準として、2枚のスロープをつなぐ安全ピンの部分を操作しやすく改良したものへと交換され、2019年1月に実施されるということです。(すごい経費となるでしょうから、トヨタさんの本気を感じます)

神奈川トヨタ方式
そして、4月からは長さ約1.1m、2つ折りになったスロープが搭載された車両の納車が始まるのです。
ただし「UDタクシーレベル1」の条件(スロープの角度14°)を満たすために、短い2枚目のスロープがあります。

そのほか、病院など車いすユーザーの乗降が多い場所には設置型のスロープが準備される情報もあり、車いすのまま乗車する環境は少しずつ良くなっています。
乗車拒否の問題を改善するのはタクシー業界と乗務員にあるので、しっかりと対応しなくてはいけませんね。

スライドドアのスピードアップについては、後日取り上げたいと思います。

フジオートさんとの相互リンクが決まりました

http://www.fujicon.co.jp/
Link:フジトート(FUJICON)ホームページ

自動車運転補助装置の(有)フジオートさん(本社:東京都小金井市)といえば、身障ドライバーにとって症状に合わせた各種補助装置を提供していただける会社として、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ジャパンタクシーの左アクセルと手動サイドブレーキの改造もフジオートさんにお願いしましたが、昨日ウェブページの相互リンクの提案をしたところ快く受けて頂き、さっそく宮園身障二種免協会のトップページに“バナーを勝手に作成して”リンクを張らせて頂きました。


フジオートの創業者である藤森善一さん( 大正4年-昭和61年)は、 昭和28年5月25日未明 の事故が原因で両足を切断、これをきっかけとしてたぶん日本初であろう手動運転装置を完成させたのですが、当時の道路交通法が立ちはだかり、運転免許を失効してしまします。
それでも諦めきれない藤本さんは、 警察や陸運局へ何度も通って免許制度の改正を訴え続け 、ついに 昭和35年12月、道路交通法が改正されて身障者にも運転免許取得の道が開かれたということです。

タクシー乗務員に必要な二種免許の取得が可能となったのが昭和49年のことで、そこから日本初の身障タクシードライバーとして活躍した 白井仁志 さんの話に続くのですが、その原点として藤森さんの健闘があってのことかと思うと感慨深いものがあります。
藤森さんがいたからこそ、今の我々身障タクシードライバーがいるのです。

藤森さんは、
「ただひとつの心配は、“教え子”たちが事故でも起こせば「身障者には危なくて免許をやれない」といわれること。この人たちを東京に集め「君たちが事故を起こせば全国の身障者の免許取得の道は閉ざされてしまう」と、事故防止を強調し続けている。(昭和39年8月24日 朝日新聞:フジオートさんのパンフレットより引用)
との言葉を残しています。

昭和37年11月に、長野県小布施町に身障者専門の自動車教習所を立ち上げ、当時の思いが綴られているものと思われますが、宮園身障二種免協会創設の根源である、「身障ドライバーが交通事故を起こして障害者を作ってはならない」という誓いにも通じます。

詳細は、フジオートさんのウェブサイトの「フジコンのルーツ」のページをご覧下さい。

第45回 国際福祉機器展 H.C.R.2018に行ってきました

先週、3日間にわたり東京ビックサイトで開催された、国際福祉機器展に行ってきました。
タクシー輸送に関わる者の一人として、福祉車両と車いすなどの最新情報を得ることが目的です。(介護福祉の分野は素通りです、ごめんなさい)

会場の規模について去年より拡大されているように感じましたが、福祉車両のリフトや車イス固定装置、固定ベルトなど、パーツを開発製造するメーカーのブースを見かけることが殆どなくなったことに、時代の流れを感じます。
それらを架装する会社も激減していて、これらは全てトヨタやホンダなど自動車メーカーがあらかじめ架装した車を販売するようになりました。
二種免協会が発足した40年前では考えられない進歩です。

ジャパンタクシーの左アクセル改造を行っていただいたフジオート(FUJICON)さんのブースでは、電動スライドドアのスイッチについて相談してみました。
1日に何十回と操作が必要な スイッチを、押し続けたり、とくに閉める時は引き上げ続けなくてはならないので、 握力や指の力が弱いと負担が大きいのです。
スイッチの形状変更やロックするタイプのスイッチの増設、左側に増設するなど提案を頂きましたが、自家用車と違って他の人が運転する状況を想定して、誤操作による事故が起きてはならないので、同行していた整備の責任者と要検討です。

車いすについては色々な改善があり、トヨタさんのウェルチェアは自動車での移動で使うことが前提の設計ですが、他メーカーにも普及するとタクシーに乗っての外出がもっと楽になるのでしょう。

ハンドル型電動車いすでビックリしたのが、ヤマハのYNF-01というモデルです。
さすが二輪車メーカーが作った電動で、デザイン、走行性能ともに「格好いい!」と思わず声が出ます。
しかし、急な雨の時にこれでUDタクシーに乗せてほしいといわれても、絶対に対応できない構造ですけどね・・・。

第16回東京無線接客サービスコンテスト

東京無線では、ブロック制で接客の技術を競う「接客サービスコンテスト」を開催していますが、9月11日~12日の二日間にわたり杉並ブロックの予選会が開催されました。

ハイグレードタクシーで仕事をするためのタワーリーダー資格を取得する登竜門であるコンテストに、今年は当営業所から7名の選手がエントリーしました。

競技は以下のシナリオで行われました。
流し営業中に荷物を持った旅行者からの乗車申込があり、荷物をトランクにお預かりするトランクサービスから乗車のご案内をするドアサービスと、隙のない接客サービスが披露されます。
そして進行すると前方に横断歩道上に停車してお客様をお乗せしている他のタクシーが現れ、お客様からタクシーのマナーが悪いと苦言がされます。

自分へのクレームでなく、他車のマナーへのクレームにどのように対処するか、接客テクニックの見せ所です。
単に同調するでもなく、タクシー全体のレベルアップのための会話が出来るでしょうか!?
この乗務員さんの対応に、最後はチップまで頂けましたので、お客様を納得させる素晴らしい対応が披露されたと読み取れます。

今回は、身障二種免協会からの選手はいませんでしたが、競技を応援することで接客の大切さを再確認できました。

乗降にかかる時間や場所に課題はありますが…

バンクーバーのUDタクシーに乗車している動画です。
他のウェブサイトへの埋め込み再生を所有者さんが停止しているので、本家YouTubeサイトでご視聴下さい。
https://youtu.be/YuiGEnXBNA8

ニューヨークのイエローキャブと一緒の黄色い車体、ステアリングハンドルにトヨタマークが見えていますが、日本では見かけないシエナという車種で、かなり大きなサイズの日本の感覚ではミニとは呼びにくいミニバンです。
現地では30%が車イス対応可能なミニバンタイプで、ホテルから呼べば5分、自宅からでも15分で配車され、後部のスロープから簡単に乗車して、これぞUDタクシーという感じでしょうか。
ちなみに私服姿にポケットに手を突っ込んで降りてくるドライバーも、いかにも西海岸って感じで素敵です。

対する日本のJPN-TAXIがどうかというと、車イスで乗車しようとすると停車場所が広くないとダメだし、操作が複雑で時間もかかるし、ドライバーの不満の高まりだけでなく、実際に車イスのまま乗車するお客様も殆どいらっしゃいません。

でも、JPN-TAXIにも優れた点があります。

カナダのUDタクシーの動画を見て違和感を覚えたのが「車イスユーザーが乗っている位置」です。
同行する男性が会話のために身体をねじって後ろを振り向いている場面がありますが、車イスユーザーの疎外感ったらありません。
四方を壁に囲まれスペアタイヤの横にポツンと押し込められて、荷物扱いを受けている感じがしてしまいます。

対するJPN-TAXIでは車イスユーザーと付き添いが横並びで乗車します。
たぶんトヨタ自動車がやりたかったのは、乗車に手間と時間がかかっても「客室内に乗ってもらいたかった」のではないかと思うし、開発者の粥川チーフエンジニアからもそのような発言があったように記憶しています。

つまり「乗車するとき」と「進行中」のどちら優先するか?! ってことなのでしょうが、年齢・性別・障がいの有無などに関わりなく全ての方に均等に…がユニバーサルの基本となる考え方ですから、理想的なのはJPN-TAXIだと思います。
でも、乗車するときの問題を解決できないと理想だけで終わっちゃいますけどね。

UDマークにも考え方の違いが現れている?

左がニューヨークのUDマークですが「車イスで乗れますよ!」とすぐわかります。
対する右側、日本のは車イスにも見えるしベビーカーにも見える曖昧なマークで、「様々な人に対応できるUDタクシーですよ!」ってことなのでしょうか。
そこまで考えてデザインしたとは思えませんが…

JPN-TAXIを福祉タクシーと考えると、とてつもなく使いにくい悪い評価になってしまいますが、ユニバーサルデザインって車イス乗車も念頭に置きながら、いろいろな方への対応も考えて設計者ければならなず、日本サイズの小さなタクシーで実現するとても難しいことをやっているんですね。