本年もお世話になりました。

宮園自動車は本日が仕事納めです。
今年も宮園身障二種免協会のウェブサイトからご応募いただき、新たな仲間を迎えることが出来ました。
ハンディキャップがあってもタクシードライバーとして活躍できる自信を胸に、来年も活動を続けてまいります。

協会としての活動は、新年を迎え交通安全祈願祭からスタートします。
皆さん元気にお目にかかれることを楽しみにしています。

良い年をお迎えください。

タクシーはたくさん電気使います

 JPN TAXIの動力はLPG(液化石油ガス)ハイブリッドです。
メインとして電動モータを動かす大きなニッケル水素バッテリーと、電装用の補器バッテリーとして小さな密閉型の鉛バッテリーが載っています。
どちらも大切なバッテリーで、たとえメインバッテリーがフル充電でも、補器バッテリーが上がってしまうと自慢のハイブリッドシステムは起動しなくなってしまいます。

JPN TAXI エンジンルームの写真
エンジンルーム内に補器バッテリーはありません。車両後部のラゲッジルーム内にあります。

実は、補器バッテリーが上がってしまう事案がかなりの頻度で起こっています。
営業所内に駐車中でも電気を使い続け、いつの間にか上がってしまうのは、ちょうど バッテリー消費の多いスマホアプリを立ち上げっぱなしにした時のようにです。

この厄介なアプリに該当する1つはドライブレコーダーです。
フロントウインド越しにクルマの外を写すカメラと車内用のカメラ、そして音声を記録していますが、自家用車だとキーをひねって(スタートボタンを押して)メインスイッチが入ると録画開始し、オフにすると撮影を止めるのが基本です。
駐車後も数時間延長したり、衝撃など異常な動きを感知すると録画する機種もありますが、基本はキーを抜けば録画も中止です。

ところが365日稼働を続けるはずの当社のタクシーは、駐車中も24時間切れ目なく録画を続け、継続した画像を蓄えています。
これにより、例えばファミレスの駐車場に駐車して食事をしているときでも何か問題がおこれば画像解析ができます。(複数のパスワードロックが設定されているので、誰でも見られるわけではありませんが…)

ところがその代償として、駐車後48時間で合計17Ah程度の電気を消費するということで、45Ahの容量の補器バッテリーにとって大きな割合をしめます。はじめ100%充電されていたとしても、ドラレコ以外ほかにも電気を使っているので60%以上の電気を消費してしまうのです。
一般的に残量が30%~40%程度になると始動困難になるということなので、何かの都合で2日間駐車するとアウトなんです。

お正月を迎えると、タクシーの稼働台数もグッと減り、営業所内に駐車して営業をお休みする車が増えます。
昔のクルマなら、バッテリーのプラス端子を外して置いたのですが、今の電子制御だらけのクルマでそんなことしたら、再稼働させるのが大変です。
どうするんでしょう? お正月に出勤する整備士や運行管理者でバッテリー保護のためにエンジンをかけたりするんですかねぇ?!

ジャパタク・フォローアップ研修

ジャパンタクシーの車いす乗車拒否問題。テレビでもネットでも取り上げられ、あえてここではあえて言いませんが、タクシー関係者ならもっともな、その根幹にある課題は置き去りにして問題視されています。
東京オリンピック・パラリンピックで海外から大勢のお客様を迎えるにあたり、車いすユーザーにも世界一の東京のタクシーを快適にご利用いただく目標達成には、この車をで営業するタクシー乗務員の「心のバリアフリー」と「介助技術」に頼るところが多いことは明らかですが、2020年はもう目の前ですから解決を急がなくてはなりません。

スロープ設置の確認をしている写真
ジャパタク・フォローアップ研修

先週12月4日、6日に、ジャパタク・車いす乗車フォローアップ研修が行われたので、参加してきました。
6日は8名の参加者が集まり乗車手順の確認が行われましたが、忘れてしまっていた部分もあり、このような機会があれば継続して参加する必要性を思い知らされました。

今回のメンバーのタクシーなら、乗車地降車地に安全な作業スペースが確保できること、多少時間がかかってもお待ちいただけることの2つの条件をのんでいただければ、車いす乗車を拒否することはないでしょう。

と同時に、先ほど根幹に課題があるとした問題が解決すれば、乗車拒否問題は解決に向け加速するはずなのですがね。
この課題には卵と鶏のような側面があるのですが…。